【平成の大改修中】比叡山延暦寺をご紹介!!
比叡山延暦寺
滋賀県大津市にある天台宗の総本山 比叡山延暦寺。
天台宗は最澄が延暦25年(806年)に開いた宗派です。
中学の歴史を思い出しますね。
天才(天台宗、最澄)と真空(真言宗、空海)で覚えていました。
比叡山という山は、百人一首にも登場していて「世の中に山てふ山は多かれど、山とは比叡の御山をぞいふ」
→訳:世の中に山めっちゃあるけど、本物の山は比叡の山やで?
ってくらい昔から一目置かれています。
↓比叡山延暦寺の場所
↓公式HP
https://www.hieizan.or.jp/
この記事では紹介しきれない場所がありますので ぜひ下記YouTubeもご覧ください。
▲坂本ケーブル
延暦寺に行くためにはこのケーブルカーに乗ります。
結構レトロな感じが良いですね。
ちなみにケーブルカーとロープーウェイの違いは、前者が鉄道の上にある車両をロープで引っ張って移動する乗り物であるのに対し、後者はロープにゴンドラをぶら下げて移動する乗り物です。
▲比叡山延暦寺の入口
ケーブルカーから降りて、数分歩くと入口に到着。
▲戒壇院
天台僧育成の場として建てられました。
重要文化財に指定されています。
▲阿弥陀堂
本尊(信仰の対象となるもの)は阿弥陀如来です。
阿弥陀如来は極楽をつくったとされます。
▲法華総持院東塔
先ほどの阿弥陀堂の横にあります。
最澄が日本を護るために全国6つの宝塔を建てたうちの一つで、その中でも中心的な役割をしています。
平成の大改修中 根本中堂
今回紹介する延暦寺は2018年に行った時の様子です。
なんと国宝の根本中堂と廻廊の屋根、装飾、塗装などを改修中で、2016年から約10年かけて行うとのことです。
逆に国宝の改修を拝むことはなかなかできないと思うので良い経験になるかと。
根本中堂は1571年に織田信長の焼き討ちにより焼失し、再興、昭和の大改修を経て平成の大改修となっています。
▲根本中堂
本尊は薬師如来。
この仏像に祈ると得られるご利益は病気が治ること、寿命がのびることなどです。
薬師は現在、阿弥陀仏は死後にご利益が得られます。
▲根本中堂 大改修の表示
2016年から約10年かけて行われる改修。
歴史的に重要で改修にも高い技術が求められるので長い年月がかかるのでしょうね。
▲根本中堂 改修中
プレハブみたいになもので覆われています。
▲根本中堂 改修中の中部
改修中なので全体図がなかなか把握できないですが、後々良い経験になると思います。
中を撮影することができないので写真を載せられないですが、中の雰囲気に圧倒されました。
結構空気が重いという感じでした。
▲浄土院
最澄の御廟です。
今回は大改修中の根本中堂でしたが、次回は改修後に見に行きたいと思います。
-またね-