日本一高い石垣の城・丸亀城

丸亀城

丸亀城は四国の香川県にある城。
特徴として日本一高い石垣です。
1660年に完成した城で日本一小さい現存天守で、天守閣は重要文化財に指定されています。
石垣の建築技術が成長したときに築城したため美しい石垣でも有名です。
そして現存十二天守の一つで、小さい天守として知られています。
現存十二天守は戦国末期から江戸時代までに建てられて、現在まで当時の姿のまま残っている天守のこと、12城あります。
現存十二天守 一覧
・弘前城 (青森県)
・松本城 (長野県)
・犬山城 (岐阜県)
・丸岡城 (福井県)
・彦根城 (滋賀県)
・姫路城 (兵庫県)
・備中松山城(岡山県)
・丸亀城 (香川県)←今回紹介する城
・松江城 (島根県)
・高知城 (高知県)
・伊予松山城(愛媛県)
・宇和島城 (愛媛県)

↓丸亀城の公式サイト
https://www.marugame-castle.jp/

↓丸亀城の場所


丸亀城に行った様子

YouTubeに たくさん写真を載せているので良かったら見てください。

▲大手一の門
丸亀城の入口みたいなところ、最寄り駅の丸亀駅から徒歩約10分です。

▲大手門と天守閣
丸亀城の入口の大手門から天守閣を見た様子です。
天守閣が遠くて高いところにあります。

▲鏡石
大手一の門をくぐってすぐにみられる石垣。
このように大きな石垣は城の大事な所に使用するそうです。
切り込みハギと呼ばれる方法で綺麗にぴったりと石垣が築かれていますね。

▲見返り坂
天守閣までの道のりは厳しい坂が続きます。

▲石垣 打ち込みハギ
丸亀城は石垣の建築技術が高くなった江戸時代初期に造られたので、美しい石垣が見られます。
上の写真の石垣は「打ち込みハギ」と呼ばれる作り方できれいに段々に積み上げられています。
私が小さいときに、丸亀城の石垣は美しいと周りの方に言われたのですが、当時は比較対象がなかったのでピンときませんでした。
たしかに、初めて石垣を注目した方はこれがすごいのかよくわからないと思いますが、他の城の石垣と比較してみるとこの石垣の凄さがわかると思います。
 

▲石垣 三木積み
個人的に好きな丸亀城の石垣は角の三木積みです。
直方体の石の大きい面と小さい面を交互に積む「三木積み」。
綺麗に仕上がっていて美しいです。
また、曲線状になっており「扇の勾配」と呼ばれています。
 

▲丸亀城の天守閣
三層三階で日本一小さい現存木造天守です。
層:外から見ての階層、階:中に入ったときの階層
城によっては層と階の数が異なることが有ります。
高さは約15m
1943年は国宝でしたが、法改正により1950年から重要文化財になりました。
数百円で天守閣に入れます。

▲二の丸跡
二の丸井戸があります。

▲石垣にまつわる伝説
丸亀城 石垣完成の功労者である羽坂重三郎。
重三郎は城壁を容易に登ることができたため、もし敵に通じた場合不利になると考えた殿様は、城内の井戸を探らせ、石を投じて殺したという伝説があります。
(丸亀城のパンフレットより)

▲丸亀城人柱伝説
天守閣で貰ったパンフレット情報によりますと、雨降る夕暮れにお城の人柱として人夫が豆腐屋を生き埋めにした話があるとのことです。
それから、雨の夜にその豆腐屋の霊が「トーフ、トーフ」と言っているそうです。
(丸亀城のパンフレットより)
福井県の丸岡城でも人柱の話がありましたね。

▲天守閣付近から見た風景
こうしてみるとかなり高いことがわかります。
奥に見えるのが瀬戸内海です。

▲崩れた石垣を修復している様子。
2018年7月から石垣の崩落が起こりました。
近くの野球グラウンドで修復作業の拠点としていました。
(2021年秋時点)


 

おまけ:骨付鳥 一鶴

もし香川県に来ることが有ったら、ぜひ「骨付鳥 一鶴」に行くことをお勧めします。
一鶴はひなどり、おやどりの骨付き肉を食べられるお店です。
メニューはこの肉をメインとして、サイドにおにぎり、サラダ、つまみなどが有ります。
ここの肉の特徴はピリ辛スパイスと圧倒的食べごたえ。
このスパイスでおにぎりやビールが進みます。
ちなみに、一鶴のひなどりとおやどりの違いについて、ほとんどひなどりしか食べたことが無いので正確にはわからないですが、おやどりのほうが肉質がちょっと硬いだった気がします。
一応、大阪にも出店しているとのことですが、なかなか食べられる機会がないと思いますので、香川に来る方はうどんだけではなく一鶴も検討してみてはいかがでしょうか。

▲一鶴のひなどり
キャベツもついてきます。
 



また来てね!!

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